目次
キャンピングカーに住んで、毎日旅する夫婦
私達、家を断捨離してキャンピングカーに住んでます
家を断捨離してキャンピングカーで日本一周の旅をしている夫婦ガタガタGOGO・むっちゃんです！
キャンライフが始まって、早いもので540日が経過しました…！
今日は、キャンピングカーに住んでいる私達の生活のもようをお話しします！
日本一周をするには、出勤が必要な仕事には就けません。
しかし今は移動（旅）しながら出来る仕事も多数あるので、今の生活が実現しています。
今回はそんな生活の一部始終をご紹介していきます！
キャンピングカーに住むって、どういうこと？
そもそも「キャンピングカーに住むってどういうこと？」と聞かれます。
そして「家を断捨離して～…」と答えると「マジで？！そんな人、本当にいるんだ！初めてみた！」と、珍獣を見るような目で見られます（笑）
- キャンピングカーの中で食事をし
- キャンピングカーの中でシャワーとトイレもし
- キャンピングカーの中で、寝起きし
- キャンピングカーの中で仕事をする
ことを指します
動くワンルームである我が家のキャンピングカーは、今まさにコロナ渦の中では、一定期間籠城出来るだけの機能を搭載しています。
特に他社のキャンピングカーには数少ない発電機搭載型の車両のため、有事の際には「完全自立型」が叶うのが特長的です。
“キャンライフ”とは～車中泊とバンライフとの間の苦悩～
造語「キャンライフ」のご紹介
私達はSNSで発信をする上で、近しいジャンルの「車中泊」や「バンライフ」をどっちつかずで行き来していましたが、どうもシックリこないまま500日もキャンピングカーライフをしていました。
そこでシックリこない違和感を取り除くために、キャンピングカー×ライフ（生活）＝キャンライフという新しいジャンルの造語を当て込んでみました。
車中泊の定義
車中泊とは一般的に、車両内で寝泊りすること全般を指します。
（※YouTubeの一部で「車中泊」の取扱い権利について議論がされているようですが、YouTube界どころか日本全体、世界全体から見たら一つまみにもならない規模のお話しだと思うので、今回は触れません）
バンライフの定義
一方バンライフの定義はというと、車を中心としたライフスタイルを総称したものを指し、必ずしもこうでなければならないと言った定義は今のところ、ないようです。
たまに「軽自動車だから、バンじゃないだろ」とか「キャンピングカーだから、バンじゃないだろ」とおっしゃる方がいらっしゃるので、そこは否定させて頂こうと思います。
バン＝必ずしも“商業車”を指す言葉ではありません。
バンの定義は、主に貨物を運搬する際に使用する自動車のことをいいます。
が、バンという呼び名は英語のキャラバン（Caravan）を略したもので「屋根付きの車」という意味を持っています。
世界でこのバンを見ると、車以外の屋根付き箱形の電車のこともバンと呼びます。
もし、バン＝商業車のみを指しているのであれば、「バンライフ」という造語を作ったアメリカ出身の元ラルフローレンのデザイナーフォスター・ハンティントン(Foster Huntington）の著書である『Home Is Where You Park It』の表紙がポップアップ式のキャンピングカー仕様車であるはずがありません。
と、私の持論を唱えましたが、色々な条件を加味するとバンライフとは“車を通じて旅や暮らしをして、人生を豊かにする”ことを概念に、車を家のように働く・遊ぶ・暮らすの拠点とするライフスタイル全般を指すのではないかと思います。
550日をキャンピングカーで生活する夫婦の生の声
そんなキャンライフを前提にふまえ、家を断捨離して毎日キャンピングカーで生活する私達がこの度、皆様からの質問に答えさせて頂きます！
気になる書類関係のことから日常生活のことまで、包み隠さずお話しさせて頂きます。
衣食住の「住」に関する質問
まさか500日以上連続でキャンピングカーで生活しながら日本一周しているとは…自分達でもなかなか信じられません。
ただただ大好きな人と一緒にいられて嬉しいです！
500日キャンライフする中で、最大のピンチはありましたか？
心底「ヤバイ」と思ったピンチは、2019年秋に関東地方へ上陸した台風19号の直撃を食らったことです。
毎日バンクベット（運転席の上）で寝ていますが、風で横転しないか不安になりました。
だから重心を低くして横転しないように、また万が一の時にはすぐに避難出来るように、寝ずにダイネット（食事したり仕事するテーブル部分）で待機していました。
色々な場所です。
コレだ！って決めておらず、有料だとRVパーク、カーステイステーション、コイン駐車場。
そして無料だと、道の駅とか公園の駐車場とか、観光先の駐車場です。
気を付けているのは、道の駅は仮眠と見てもらえるであろう時間で移動すること。
施設がある場合は、仮眠・前乗りが可能か、施設管理者の方に確認してから利用しています。
あと最近はキャンプ場もです。
自分達で火起こし、火消しが出来るようになったので、幅が広がりました。
たまに旅先で出会った方や視聴者の方が「うち来て良いよ」とおっしゃってくれるのですが、周辺に休憩出来る場所がないと、お言葉に甘えてお世話になることもあります。
その節はありがとうございます。
うちのキャンピングカーには、後ろにあるリアベットと、リビングのテーブルを下げて展開するとベッドスペースが出来ます。
そして私達が毎日寝起きしているのが、運転席・助手席の上の「バンクベット」という部分です。
うちのキャンピングカーのバンクベッドの特徴は、他社のキャンピングカーよりも天井が高い点です。
そしてこのバンクベッドに2人で寝ています。
特にベッド展開をせずに、そのままよじ登れば寝られる空間なのがお気に入りポイントです。
バンクベッドに惚れてこのキャンピングカーに決めました。
私が持病もちで、体調の波がある時にベッド展開せずにすぐに横になれるこのベッド、かなり助かっています。
衣食住の「食」に関する質問
私が食事制限があるので、基本外食はしない、というか避けています。
でもご当地ご飯とか、気分転換でするときもありますよ。
外食や友人と食事をする時は前後で調整しています。
食料買い出しは、道の駅や地元のスーパーでご当地品を購入したりしてます。
でも1番はイオン系列です。特に飲み水としてはイオンは重宝してます。
日本全国に展開してくれているスーパーで毎回買うものもほぼ決まっているので、どの店舗でも不自由なく買い物出来るのが良いです。
私達の生活は90％トップバリューに支えられていると言っても過言ではありません（笑）
私達に関する質問
2018年の11月18日からスタートしました。
本当です。
帰れる家がありません。
お互い「実家」はしますが、寝泊まり出来る部屋はなく。通院時で関東に戻った際には実家に顔は出しますが、寝起きするのはキャンピングカーです。
実家に置いています。
たまに車庫証明を実家に置いて旅をするのは、車庫飛ばしに該当するのではないかと指摘を頂きますが、実家の管轄の警察署・役所に確認を取った上で問題がないから、そうしています。
幸いに私達は通院の為に定期的に実家に立ち寄るので、「ただ車で旅に出ていて、家に戻るという行為をしているので、車庫飛ばしに該当しない」との回答を元に手続きを行っています。
これは念のために旅開始から500日を過ぎてから同じ質問をしましたが、該当しないということです。
きちんと計画的に支払っています。
上の質問とリンクするかもしれませんが、定期的に実家に立ち寄りこういう手続きをきちんとしているので、問題ないと判断されているのかもしれません。
普通のサラリーマンをしていました。
収入の基板は、ライティング＞ブログ＞YouTubeです。
今はまだYouTubeで稼げていませんが、為になる動画や旅系をドンドン配信して、皆さんに楽しんで頂いた先に収入っていう形になると嬉しいです。
現在の収入は約5万/月です。
朝起きてから車内で朝食をとって１日が始まります。
日中は旅先での撮影や移動、編集、ライティングのお仕事をします。
そして夜は車内で夕食を摂り、シャワーをして寝ます。
仕事を辞めているので、毎日休日で暇だと思われてしまいますが、何だかんだ毎日、仕事をしています。
「働くこと」と「収入」だけで考えたら、会社員は超楽でした。
でも「生きてるー」って実感して幸せを感じるのは、断然、今です。
キャンピングカーの為になる動画や、旅先で一緒に観光している気分になって頂けるような動画配信をしています。
旅に出られない方が一緒に散策している気分になってくれたら嬉しいです。
旅先とかスーパーで、突然「がっちゃんむっちゃん？」とお声がけ頂く時です。
マレですが、照れるけど、嬉しいです。
そもそも最初はN-BOXに乗っていて、それで日本一周出来たらな！
と思っていました！
どうしてもトイレの環境をN-BOXでは現実的ではなくて、断念しました。
それでトイレ付きのキャンピングカー一択に絞りました。
最初はハイエースベースのキャンピングカーを考えていました。
やっぱり見た目が「いかにも」なキャブコンタイプのキャンピングカーにはちょっと抵抗がり…。でも今はこのキャンピングカーで正解だったと思います。
キャンピングカーとの馴れそめ話
完全自立型という、100Vの電源コンセントを繋がなくても、車1台あれば生活出来る能力があることと、大きなバンクベットです。そして大事なトイレ。
車内に足を踏み入れた時に「ここで生活している自分達」がイメージ出来たので、決めました。ほぼ即決でした。
ちなみにオルビスユーロと出会うまでに、新車中古車合せて100台程のキャンピングカーを見てきました。
だから100台に1台の逸材ですね（笑）
好きな部屋はバンクベッドです。
正直、500日はキツイと思います。1ヶ月2ヶ月なら他のキャンピングカーでもいけると思いますが…
断熱性の絡みもあるので、キャブコンじゃないと真夏は過ごせなかったかもしれません。
（2019年夏は本州兵庫県で過ごしました）
500日連続では無理なのかもしれない…。
というのも、他にバンライフとか日本一周している方って、結構動かない家に停泊してたりするみたいなので。
FFヒーターとライフライン（電気や生活水、飲料水）の計画的な使い方です。
特にオフシーズンでもメンテナンスが必要な装備があるので、愛情込めてメンテナンスして大事に使っています。
また、夫のがっちゃんが生活を支えてくれるのが1番大きいです。
旦那様ががっちゃんじゃなかったら、500日のバンライフは不可能だったと思います。
北海道です。
皆さんに北海道を動画でご視聴頂きたいです。
それから沖縄始め、各離島に行きたいです。フェリー代がべらぼうにかかりますが（笑）
2020年5月現在、未開の地は北海道、奈良、沖縄です。
まとめ
500日以上この生活が続くと私達にとっては当たり前のことも、家を飛び出して旅をしたい方や単純にこの生活に興味を持って下さっている方には、新鮮で疑問なんだと改めて認識しました。
日々の幸せは自分の気持ち次第で見つかるものですが、こんな生き方もあります。
そして、こんな生き方の毎日が幸せです。
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