- キャンピングカーの洗車場所が見つからない
- 家でキャンピングカーを洗車したい
- キャンピングカーの洗車を安くすませたい
本記事は、こんな悩みをお持ちの方へ向けて書いています。
目次
キャンピングカーの洗車事情
家を断捨離してキャンピングカーで日本一周しているガタガタGOGO・むっちゃんです。
今回は、日本全国(あと1道2県を残すのみとなりました!)を家兼キャンピングカーで旅しているから分かる、キャンピングカーのリアルな洗車事情をご紹介します。
しかし今回のネタは、何も日本一周など関係なく、これからキャンピングカーを所有する方にも必要な心積もりとなります。
また現在実際にキャンピングカーに乗ってらして洗車に困っている方の為になる内容となっているので、ぜひ最後までご覧頂けたらと思います
何回洗車をしたか、暴露します!
キャンピングカーの年間洗車回数
車体が色褪せて真っ白ではなく黄ばんでいるので、あまり気付かれませんが、ハッキリ言って、汚いです…!
なので、車体に寄りかかれることは推奨しません!(笑)
以前知らない人(大人)がお店の開店を待つ間に、うちのキャンピングカーに寄りかかっていて、とても嫌な気分になりました。
と、嫌なのに相手のことを気遣っちゃうくらい汚い理由は、ちゃんとした洗車は年に2回しか出来ていないからです。
ちゃんとした洗車とは、天井から下回り部分までを丸っと1台(一軒)洗車した時のことを指します!
その代りと言ってはアレですが、どうしても汚れが目立って気になる時、また洗車出来る環境にある時はこまめに洗っています!
そんな感じのキャンピングカーなので、それはそれは汚れの分だけ車体が重くなっているんじゃなかろうかと思うくらい、汚い事もあります。
汚れで重くなった(気がする)車体
▶火山灰降り積もる桜島周辺を散策した時の、火山灰。少し停泊しただけで、灰が積もっていた。
日本一周をしていると、様々な季節に色んな経験をします。
その中で、今までで「これは車体重量が増えてるだろうな」と思ったのが、積雪と火山灰です。
この2つを長時間被っていた時は、車体も重くなっている気分になりました。
実際に雪を天井全面に載せていた季節は、間違いなく車重も重くなっていたと思います…。
キャンピングカーを洗車出来る場所は、どこにある?
洗車場所を探そう!
はっきり言って巷には、キャンピングカーを洗車出来る場所はほぼありません。
むしろ普通車と同じ感覚で洗車出来ると思ったら、120%無理だと思います。
まず、場所の問題です。
お宅に洗車出来るだけの空間があれば、何の問題もないでしょう。
しかし今までの経験上、GS(ガソリンスタンド)で洗車してもらったり、コイン洗車場での洗車はほぼほぼ不可能です。
乗用車にはなくて、キャンピングカーにある設備がこんなに盛りだくさん!
天井はベンチレーター(換気扇)の蓋があったり、TVアンテナ、ソーラーパネル等が。
車体両側面にはオーニング、窓、網戸、エアコン、FFヒーターの吹き出し口等が。そしてリアにはラダー、発電機の吹き出し口等があります。
この車体条件では、GS等の機械洗車は、断られます。
実際にガソリンスタンドのスタッフの方に尋ねたところ
とのことでした。
またコイン洗車場に関しては入り口にゲートが設けられている設備が多く、うちの車高3.1mのキャブコンは入れません。
ちなみに私達が全国で今まで見てきたコイン駐車場はゲート高さが2.1m~2.5mばかりでした。
軽キャンの多くは車高2.0m
バンコンの多くは車高2.3m
キャブコンの多くは車高2.6m
キャンピングカーを洗車出来る場所を発見しました!
上記で述べたとおり、キャンピングカー購入後、アナタは洗車出来ずに悩んでいるハズです。
だって、初めてのキャンピングカー、常にピカピカにしておきたいですもん!
そうなんです。
日本全国見ても、キャンピングカーを洗車出来る場所を探すのは物凄く大変です。
ゲートで高さ制限のない洗車場を探すのに限界を感じましたし、自分達で土地を確保して洗車するのも困難だと判断しました。
これは洗車を諦めなきゃいけないかも、と…。
しかし諦め切れない私は、ダメ元でGSで給油するたびにスタッフの方に(特にトラックの扱いが得意なガソリンスタンド)手洗車を受け入れてくれないか尋ねました。
しかし残念ながら手洗車の料金表にあるのは、あくまでも普通車のみの対応でした。
が、ここで希望の光が差し込みました。
ある日、振られるのを覚悟で洗車のことを訪ねたところ、
とおっしゃってくれるガソリンスタンドが現れたのです!
こちらの店舗の特徴は
- 全国展開されており
- 私達が訪れた限り、日本全国どこの店舗でも
- 自分で洗車道具を持ち込めば
- 洗車をさせて頂ける
ことが判明しました。
しかし混雑時などは遠慮するなどの配慮が必要ですし、断られたら諦めます。
勿論ですが、洗車出来るのは給油時にスタッフの方にお伺いを立てて、許可を頂けた場合に限ります。
同じ店舗でもタイミングによって断られることも実際ありました。その時はそれに従うしかありません。
あくまでもサービス業。
混雑状況や防犯面、スタッフ数などに影響されて、そんな中で貸して下さるのですから、有難いことです。
しかし、いくら給油をしたからと言って長時間その場を占領して神経質に細部まで洗車をするのはいかがなものかと思っています。
バンクベッド・フロント周り・リアなどの目立つ箇所のみ20分程度の簡単洗車ばかりになってしまうのが実情です。
洗車させてもらいやすい時間帯は、ズバリ…
そんな私達の経験を元に、GSで待ち時間なく、比較的時間を気にせず(30分程度)洗車をさせてもらいやすい時間帯を割り出しました!
その時間帯が午前10時頃、午後15時半前、夜19時頃、
逆にあまり好まれない時間帯は、正午頃、夕方、夜間です。
これは大型トラックの出入りと休憩の時間に関係します。
しかしここで注意して欲しいのが、トラックの扱いに慣れているGSでないと、洗車する場所を受け入れてもらえないという根本的な問題があります。
530日日本全国を回った経験値で、トラック慣れしているGSは、キャンピングカーにも優しいのは歴然です。
なのでどうしても洗車場所は、そんなGSを選びたいところです。
そしてお仕事で動かれるトラックの邪魔にならない時間であれば、店員さんも気持ち良く場所を貸して下さいます。
それは、お門違いというものです。
FRPを使用したキャンピングカーの、鉄粉・バーコード汚れ洗車方法
▶合計約4,000円の薬剤
①乗用車と異なり、うちのキャンピングカーはFRP素材なので、FRP専用の薬剤を用意しました
②鉄粉が気になっていたので、専用の薬剤も用意します
③全体的な汚れは一般的なシャンプー落とそうと思います
ちなみに①、②はキャンピングカーショーの際に購入しました。他にはスポンジ、タオル数枚を用意していよいよ洗車です。
▶私達は保管する場所がキャンピングカー内しかないので小さいタイプを使用していますが、大容量の方がお得です。
▶鉄粉は知らない間に付着して酸化していくので、酸化してからじゃないと分からないのが厄介です。
▶初回の洗車はどれだけの時間が掛かるか未知数だったので、友人宅の敷地内で撮影しながら洗車をさせて貰いました。
サイドオーニングから真下にかけて黒くなっているのが、まさに汚れです!
今回のメインの敵は、バーコード汚れと鉄粉汚れです。
バーコード汚れを落とす
バーコード汚れとは、黒い縦筋の汚れです。
バーコードの様に縦筋に汚れが出来るで、この様に呼ぶそうです。
バーコード汚れが出来る原因は、屋根の汚れが側面に垂れてきたり、パッキン部分の劣化によるものです。
こちらのバーコード汚れは、バンクベッドとサイドオーニング横、玄関と反対面(運転席側の荷室の壁)に目立ちます。
バーコード汚れ落としは比較的力のいる作業で、一気に車体1台を磨き上げて汚れを落とすのは、体力的にかなり辛いと感じました。
▶作業後、黒い筋になっている汚れが除去出来た
ご褒美がないと出来ないレベルで、終わったあとはビールが美味しいハズ!
鉄粉汚れを落とす
鉄粉汚れは写真からは見えづらいですが、地面に落ちている鉄成分が走った時に舞い上がって、車体に付着してしまう物がほとんどと言われています。
付着してすぐには気付きませんが、ある日フと小さい茶色い汚れが無数に付着していたら、それは鉄粉の可能性が高いです。
鉄粉を落とす為に、まず全体的な汚れを落として、余分な水分を取り除いてから除去する方法が一番効果がありました。
力はあまりいらず、適度に撫でながら擦るイメージです。
ただ、一か所綺麗になるとその横の小さなサビ汚れが気になり、終わりがない作業に感じて途方に暮れました。
▶作業後、オレンジ色のポツポツ見えていたサビが除去出来た
途中で気持ちが折れそうになりました。
おまけ情報:雪道走行の後は足回りを洗車せよ!
走行後にやること
雪道を走った後にしておくと、多少安心出来ることがあります。
それが、お湯を足周りにかけて、融雪剤を落とすことです。
雪道には融雪剤が撒かれていることが多く、タイヤで巻き上げた時に塩化ナトリウムが付着するとサビの原因になります。
なのでうちは雪道走行の後、こまめに水で洗う様に心がけています。
何もしないよりはマシだと思い、気休め程度に行っています。
そしてひと冬越えたらお湯で下回りをしっかり洗浄しておけば、サビの心配は軽減するそうです。
事前に加工をしておく
理想は冬を迎える前に、別途防サビ加工をしておくことです。
防サビ加工は、加工しておけば絶対サビが発生しないという加工ではありません。
走行状況によって加工材は剥がれ落ちていく物もあるし、永久的な加工ではありません。
加工の効能は徐々に薄れていくものがほとんどです。
各メーカーによって効能は異なる上、キャンピングカーは普通車と異なり割高になる場合もあります。
専門店に相談し比較して、納得のいく加工をしましょう。
お金をかけて綺麗にする
そんな方にはこういう方法もあります!
キャンピングカーのプロに任せる
それが、キャンピングカーを購入した店舗で洗車依頼をするというものです。
うちのキャンピングカーは中古で購入しましたが、中古販売店で洗車をして頂けるという確認を取っています。
しかし私達の生活スタイルは一箇所に定住せず日本一周しているので、その中古販売店に洗車のために伺うのは厳しいです。
また中古で購入していますが、元々のキャンピングカー産みの親であるキャンピングカー屋さん(キャンピングカービルダーさん)でも洗車して頂けるという確認をしています。
こちらは別件で修理をお願いした時に実際に洗車もしてもらっています。
しかし基本的には洗車の為にビルダーさんを訪れることはありません。
しかし、定住されている方なら、購入店舗もしくは販売元での洗車が可能だということです。
店舗によって対応が異なる可能性があるので、ぜひ一度、確認されてみると良いと思います!
まとめ
いかがだったでしょうか。
悩みの種であるキャンピングカーの洗車、日本全国を見てきたから分かったことをまとめてみました!
なかなか難しいキャンピングカーの洗車ですが、出来ないことはないので、あなたに合ったスタイルの洗車場所が見つかりますように。
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