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車載用冷凍冷蔵庫「F40C4TMP」を徹底レビュー
キャンピングカーで車中泊をされているかた、車中泊仕様車で車中泊をされているかた、そしてアウトドアでキャンプや焚き火を楽しまれるかたにとって、特に夏のお出掛けには気を揉まれているのではないでしょうか?
そこで今回は車旅のお供に心強い、車載冷凍冷蔵庫の紹介をします。
私は現在約850日毎日キャンピングカーで生活するバンライフを継続していますが、やはり冷凍冷蔵庫があると何かと便利です。
「今年こそは車に冷蔵庫を搭載するぞ!」と意気込まれているかたに向けて、「F40C4TMP」を実際使ってみた率直なレビューをしていきます。
キャンピングカービルダーもすすめる、車中泊・アウトドアに最適の冷凍冷蔵庫
さて、キャンピングカーには備え付けの冷蔵庫が元々搭載されている車両も多いです。何なら我が家もそうです。
しかし冷凍庫部分の扉が壊れており、冷凍能力が本領発揮といきません。なのでずっと冷凍庫が欲しいと思っていました。
そして聞くところによると、最近では備え付けの冷蔵庫ではなく、キャンピングカービルダー(キャンピングカー製造元)にて新車販売時にポータブルの冷凍冷蔵庫をすすめて搭載しているそうです。その理由が物凄くまっとうだったので、この記事をご覧のかたにだけコッソリお教えしますね。
キャンピングカービルダーの社長いわく「従来の備え付けの冷蔵庫は故障すると交換に高額な費用がかかる割に、そこまで頻度高く使う人も少ない。使わなくても様々な物は経年劣化はするので、それを加味すると、故障した時に入れ替えやすいポータブル冷凍冷蔵庫をすすめいてる」とのこと。
更に続けて「例えば備え付けの冷蔵庫は入れ替え・工賃諸々含めると約100万するけれど、ポータブル冷凍冷蔵庫は故障したら買い換えれば良いだけ、そのくらい安価に購入できる時代になってきた。余裕があるならポータブル冷凍冷蔵庫を2個購入して、1つは冷蔵庫、もう1つを冷凍庫として使ったとしても安くあがる。だから最近は備え付けの冷蔵庫はすすめていないのです」と。
なるほどなるほど!すごく納得!理解しました!
そして購入後も長く乗られることを想定してくれていて、とても親切ですね。
冷凍冷蔵庫「F40C4TMP」を実際に使ってみたレビュー
F40C4TMPのサイズと重さ
①見た目→友人が持っている18Lの物と比較すると大きく見える。(容量が異なるので当たり前)
②持った感じ→軽くはない。庫内に物を入れたらその分重くなると考えると、女性には少し思いかもしれない。
③庫内のサイズは、大人2人が2週間車中飯をすると想定しても十分の容量。
冷蔵機能
冷蔵庫の適正温度は0℃~10℃と言われています。
F40C4TMPが届いた日の外気温は16℃、到着してすぐに電源を入れました。するとものの数分で10℃まで下がり、みるみる内に0℃まで下がりました。
1Lの牛乳パックは立てて収納できるし、缶もペットボトルも冷え冷えです。
冷凍機能
冷凍庫の適正温度は-12℃以下と言われていますが、上記の冷蔵庫の温度から-12℃は比較的早く(20~30分後)なりました。
しかし我が家ではアイスを保存したいので、-18℃~-21℃まで下げたい…。
この日の外気温では約40分程度で-22℃までになりました。
(公式には60分で-22℃と謳われているので、外気温の影響が大いにしてあると思われます。)
F40C4TMPの温度設定
庫内の温度設定は1℃刻みで設定できます。
なので我が家の様にアイスにこだわらなければ設定温度を高めの-10℃くらいにしておけば、その分消費電力も良くなる…と思いきや、何とこの冷凍冷蔵庫の凄いところが、消費電力べらぼうに良いという点です。
消費電力はわずか60W。全然電源が減りません。驚くくらい減らなくて、これだけで十分嬉しいポイントとなりました。
(常温から設定温度までガッと下げる時はそれなりに減りますよ)
専用のモバイルバッテリーがあります。
正直「こんな小さなモバイルバッテリーで大丈夫なの?」と思いましたが、こりゃ十分大丈夫ですね。
冷凍冷蔵庫「F40C4TMP」の性能・機能まとめ
実際のサイズ感は動画で立体的にご覧頂けます。
【氷もできる22L】ポータブル冷蔵庫が多機能で便利すぎる!車中泊やキャンプに最適!最新商品のご紹介!車載用冷凍冷蔵庫【F40C4TMP】アウトドアグッズ 割引コード付
車載冷蔵庫
スペック
型番RCG22/CR22
容量22L
サイズ(約)幅570mm奥行320mm高さ327mm
調節温度範囲-22℃〜10℃
定格消費電力60w
対応電源 DC12 DC24 AC100V
冷却方法コンプレッサー
付属品 DCコード ACコード 日本語説明書
ポータブル電源
スペック
容量216wh/60000mAh
重量1.63kg
サイズ幅19.4cm奥行9.85cm高さ5.85cm
DC出力ポート1口 定格出力120w〜168w 12V〜16.8V・10A
AC出力ポートなし
USB出力ポート2口 5V/3A
使用環境温度-10℃〜60℃
サイクル数1000回以上
付属品 DCシガーソケット交換アダプター ACアダプター&コード 説明書
①22L大容量(2020年新登場の車載冷蔵庫)
②高めの500mlのペットボトルが縦に入る(従来の18L車載冷蔵庫より一層改善された)
③350ml缶が約30本、500mlペットボトルが縦に約18本、1L牛乳パックが縦に約12本、2Lペットボトルが4本入る大容量
④急速冷凍が可能
⑤スーパーで買った生ものを即時に保冷でき、アイスや冷凍食品などに適用、製氷もできる
⑥-22℃~10℃まで調整でき、1℃単位で温度設定が可能(電源を入れてから50分間で-22℃まで冷凍できる)
⑦冷蔵庫庫内四壁がアルミ製で、プラスチック型より冷却が速い
⑧冷凍部品が四壁を包んでいて、四面から冷凍できる
⑨2電源対応で、車載DC12V・24V、家庭用AC100V-240V電源対応、家庭用ACアダプターとDCシガープラグケーブルが同梱される
⑩定格消費電力:MAXモード60W・ECOモード45Wと低消費
⑪低電圧保護機能搭載で3段階調節でき、車バッテリーの電圧が下がると車載冷蔵庫が自動で電源を切る(車バッテリー上がりの心配がないので安心)
⑫省エネのECO、MAXモード搭載
⑬MAXモードでは冷凍時間が早く、ECOモードでは省エネできる
⑭保冷性に優れたウレタンフォームという断熱材を冷蔵庫の蓋と内部に採用し、電源が切られた状態でも氷を数時間維持できる
⑮車載冷蔵庫が冷蔵と冷凍も可能。
⑯クーラーボックスに比べてブロック氷が不要で、実際の容量利用率がもっと高く、ブロック氷の費用も節約できる
⑰車中泊、オートキャンピング、買い物、釣り、バーベキュー、運動会、自宅、災害時などのシーンに応じて活用できる
以上17点が公式サイトで謳われている機能となります。
キャンピングカー・車中泊とポータブル冷凍冷蔵庫の相性が良いわけ
さてひとたび旅に出て、食事は外食をするとしても、飲み物やデ旅先で購入した食材を冷やしておきたいとき、車内に冷蔵庫があると重宝します。
特に暑い季節にかかせない飲み物や冷感グッズを冷やしておくにももってこいです。
また、キャンピングカーにせよ車中泊仕様車にせよ、キャンプなどのアウトドア時にも車外へポータブル冷凍冷蔵庫を持ち出せば、外気温で食材を傷ませる心配もなく、冷え冷えのアルコールも楽しめます。
もちろん車内でも、買い食いしたご当地のグルメと冷えたビールで一杯やったら、もう幸せ…。
購入に迷われているかたにはおすすめの、不動の人気を誇る「F40C4TMP」の紹介でした。
ちなみに…以前こんな記事を公開していました↓
冷蔵庫はあるのに、冷蔵機能がない中古キャンピングカー
中古キャンピングカーを購入して異変に気付いたのは、購入から1年経ったころでした。
2018年夏にキャンピングカーを購入しましたが、その年の夏は冷蔵庫の稼働率もほぼなく、実際にキャンピングカーをフルで使いだした2018年冬、そして2019年春…
異変に気付いたのは2019年夏のことです。
スーパーで購入して車内に戻ってすぐに冷蔵庫に入れた豚肉が、なぜか傷んでいるっぽい雰囲気。
スーパーから冷蔵庫まで、せいぜい1分。なぜ…?出先で食中毒に悩まされるの嫌なので、結局お肉は諦めることに。
そしてしばらく後、また同じ現象が。(どちらも、その年最高気温を叩き出している日でした)
これはおかしいと思いよくよく確認したところ、冷蔵庫の扉が変形してしまっていて、隙間から外気が庫内へ入ってしまっていることが判明しました。
扉が変形した原因は、庫内から長期間圧がかけられてしまっていたために生じた変形とのことでした。
確かに、中古で購入した時に冷蔵庫の中に諸々書類の束が収納されていました。あの書類のファイルが扉変形の原因かと、すぐに気付きました。
結局それ以来、冷蔵庫はあるし冷蔵庫は冷えるのにも関わらず、買い溜めができずにストレスになっていました。
救世主?ポータブル冷蔵庫現る
そんな冷えない冷蔵庫にストレスを感じている頃、旅先でポータブルの冷凍冷蔵庫があると知りました。
このポータブルの冷凍冷蔵庫、本当に使える優れ物です。ただし、冷蔵庫の機能か冷凍庫の機能どちらかしか設定できず、1個の箱内で冷凍冷蔵庫の機能が兼ね備えられている訳ではないので注意が必要です。
どちらかの機能かで切替えなければならないなら、せめて肉保存用の冷蔵庫が欲しいと…(笑)
そして、あわよくばもう少し優しいお値段の冷蔵庫があったら最高だと探していて見つけたのが、こちらでした。
冷凍冷蔵庫の半分の機能(冷蔵庫のみ)でお値段も半分。この冷蔵庫に決めた理由を詳しくご紹介していきます。
購入を決めた、EENOUR 冷温庫 10L(-2℃~60℃)
基本スペック
購入を決めた理由
1台2役
- 夏場は保冷機能、冬場は保温機能と、季節に応じて2つの機能を使い分けることができる
- -2℃~60℃の温度に対応して、ワンタッチで1℃単位で細かく温度が設定できる
- LCD画面に庫内温度がリアルタイムに表示される
保温・保冷効果抜群
- 単核システムよりツインのペルチェ冷却システムスを搭載することで、庫内の環境を早く冷やしたり温めたりすることができる
- ペルチェ方式のおかげで、稼動音が静かで室内での使用も快適(めちゃくちゃ静かすぎて、稼働しているか不安になる)
- 内箱の保温層は断熱性能に優れた高密度発泡ウレタンを採用することで、効率的な保温・保冷
- 省エネが期待
※Amazonにもレビューで書かせて頂きましたが、保冷温度が低いほど、保冷温度までの時間がかかる。また、庫内の保冷の量にも関して、量が多いほど、時間がかかります(現在メーカーさんの方で、この注意点が追記されています)
10Lの収納力
- 庫内容量は10Lで、ドアポケットつき、取り外し可能な仕切り板(1枚付属)がついているので、飲み物のサイズに合わせてスペースを調節できて使い勝手が良い
ポータブル電源対応
- 本体への給電はAC電源とシガーソケット電源に対応している
- 製品の重さは約3.95kgと軽く、収納型のハンドルも付いているため手軽に持ち運べて、どこに行くも重宝する
- AC・DC出力ポート搭載のポータブル電源と組み合わせて利用すれば、家庭用だけでなく、キャンプやアウトドア、釣り、車中泊などでとても便利に使える
- 【最大24ヶ月保証】ご注文日から12ヶ月+12ヶ月(製品登録後)のサポート・保証つき。万が一何か問題や初期不良に対応してくれる。(※EENOUR製品はecopowjpのみがアマゾン正規販売店。他の転売店や出品者様から購入された場合、保証サービス適用除外になるので注意が必要)
実際にキャンプ場で使っている様子はキャンプ場で実際に使用している動画から見て頂けます。
モデル(私)は身長158cmなので、サイズ感が分かりやすいかと思います!
EENOUR 冷温庫 10L(-2℃~60℃)の実際の使用感
「じゃあ、妥協して購入した冷蔵庫は実際使ってみてどうだったのよ。こういうのって、記事とかYouTuberさんて、たいていよく言うでしょ?」と、読者様・視聴者様から言われることがあります。
実際使ってみてどうだったか、箇条書きでシェアさせていただきますね!!
- 持った感じ、とても良い
中に350mlの缶を詰められるだけ詰めてみました。合計12本入って4.2L。4.2kgとして計算します。保冷庫自身の重さが3.95kg、約4kgとして、重さ8.2kgになりました。
これは正直女性は両手で運んだ方が良い重さかなと思いますが、片手で持てないこともないですね。
そして何より保冷庫の上部分に取ってがついているので、片手に保冷庫、もう片手には別の物を持てます。これ、女性陣には重要ではないでしょうか?ついで持ちができるの、最高ですよね?
- お肉・海鮮専用冷蔵庫として
うちの場合(腐る心配のない季節・そこまで神経質に冷蔵庫の中を気にしなくて良い時期はおいといて)、もうこの冷蔵庫は安いときにお肉や魚を買い溜め保存用冷蔵庫として割り切って10Lを購入しているのが大前提です。
もう、全然余裕の冷え具合です。お肉・魚は5℃で保冷すれば良いので、十分です。
ただし冷凍食品は-15℃、アイスは-20℃での保存が必要なので、こういう食品類の保存には適していません。
全国食肉生活衛生同業食い合い連合会のHPで保存最適温度を確認する
- 持ち運びやすので、アウトドアの場でも大活躍
上で、お肉専用とか謳っておきながら、あるとあるで使っちゃう、大活躍の場はやはりアウトドア現場です。
移動中にシガーソケットで庫内温度を冷やしておいて、出先で購入した物を冷蔵庫に入れておいて、キャンプ場に着いたらポータブル充電片手にテーブルに設置したら、もうノンストレスです。
キャンプ場とかで盛り上がっている時にキャンピングカーの冷蔵庫まで物を取りに行くのも面倒ですからね…
憧れの、F40C4TMP 冷凍冷蔵庫(18L~28L/-22℃~10℃)
なぜこの冷凍冷蔵庫を進めるかというと、12V、24V、どちらでも使えるのが大きいです。
最近ではキャンピングカーの知識も少しついてきており、12Vベースの車両でも24Vの車両でも使える物ほどオススメしたいものはないと言っても過言ではないくらいです。
また、某キャンピングカービルダーさんでは、昔ながらのキャンピングカーに搭載する家庭用のタイプの冷蔵庫はオススメしていないそうです。
その理由としては、故障した時に修理代が高いから。使用頻度が低い人は使わなくて勿体ないかもしれないから。最近は外食が手軽にできるのでキャンピングカーで自炊する人は少ないから。ゆえに標準装備をしなくなったというビルダーさんもいるほどです。
そんな時にビルダーさんから紹介しているのが、この冷凍冷蔵庫だそうです。
冷凍冷蔵庫を2つ購入して、1台は冷凍庫、もう1台は冷蔵庫として購入しても、従来の冷蔵庫を購入するよりも安価だということで、推奨されているそうです。
そしてこの冷凍冷蔵庫、この2020年に28Lの物が発売されたので、より大容量で恐い物なしなのではないかと思います。
F40C4TMP 冷凍冷蔵庫 18L(-22℃~10℃)
基本スペック
F40C4TMP 冷凍冷蔵庫 22L(-22℃~10℃)
基本スペック
基本スペック
F40C4TMP 冷凍冷蔵庫 28L(-22℃~10℃)
基本スペック
憧れる理由
28L大容量
- 2020年新登場サイズ。2lのペットボトルも縦に入る
- 従来の車載冷蔵庫より便利性が一層改善されて、350mlの缶が約40本、500mlのペットボトルが約20本、2Lペットボトルが約6本入る(大容量すぎて草!)
急速冷凍
- ドイツのコンプレッサーテクノロジーを採用し、-22℃~10℃調整でき、1℃単位で温度設定が可能。60分間で-22℃まで冷却できる
- 冷凍部品が庫内四壁を包んでおり、四面からも冷凍できる
- アイスや冷凍食品などに適用、製氷もできる
仕切り板付き
- 脱着可能の仕切り板があり、ドリンクや食べ物が別々に分けられるので、アイスや果物などが押しつぶされることを避けられる。
- 冷凍冷蔵庫をのものをテーブルとして活用できる
2電源対応
- 車載DC12V・24V、家庭用AC100V-240V電源対応、家庭用ACアダプターとDCシガープラグケーブルが同梱される
- 定格消費電力:MAXモード60W・ECOモード45W
- 低電圧保護機能搭載で3段階調節でき、車バッテリーの電圧が下がると、自動的に電源を切ってくれる
※バッテリー上がりの心配がないので安心して使用できる
省エネ
- ECO、MAXモード搭載で、MAXモードでは冷凍時間が早く、ECOモードでは省エネできる
- 保冷性に優れたウレタンフォームという断熱材が使用され、電源が切られた状態でも氷を数時間維持できる
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
以前「憧れていた」冷凍冷蔵庫が実際にお家に来まして…。
冷凍冷蔵庫をこれだけ「力強くオススメする=欲しい、けど今は買えない→私でも簡単に片手で運べる冷蔵庫を購入」の流れでした。