日本一周の準備

【本気の断捨離】家を断捨離した私が、食器を気持ちよく手放した術

家を断捨離して、キャンピングカーで暮らす夫婦

私達が家を断捨離してキャンピングカーで暮らすようになってから、570日以上が経ちました。キャンピングカーというと大きいから沢山荷物を積めるとイメージされることが多いです。

しかし毎日ここで生活するからこそ、スッキリ片付けて身動きが取りやす環境を整えています。基本「~しっぱなし」は気持ち悪く、何かあった際にはすぐに出発出来るようにしてあります。

旅を始めるにあたり、お気に入りの食器といくつもお別れしました。
今回はそんな食器類にスポットを当てて、断捨離のコツをお伝えしていきます。

断捨離の極意は「お気に入り」や「ときめき」ではない

家も仕事も断捨離した私は、そもそも「気に入らなかったからじゃないか?本当に気に入った家や仕事だったら、手放さなかったのではないか?」と思われますが、その辺のことはぜひプロフィールを併せてお読み頂けると幸いです。

家も仕事も断捨離してキャンピングカーに暮らしながら旅するキャンライファー夫婦|ガタガタGOGOについて

しかしそんなことありません!全てがお気に入りの中、苦渋の決断で手放したものばかりです。「それもこれも、これからキャンピングカーで生きていくと決めたから出来ること」と言ってしまえばそれまでですが…。

とにかく今回は溢れかえった食器や、使わないのに使うふりをしている食器などの処分の見極め方のご紹介をさせて頂きます。

断捨離(減らす、処分)する理由を探す

私達の場合はキャンピングカーという限られた空間収納に加え、“気に入った食器を多く保有して旅を始めたは良いけれど、結局使わず・邪魔になり旅先で処分するのは大変であろう食器”で頭を悩ませたくないからこそ、旅を始める前に大幅に食器の見直しをしました。

そこで重要なのが、心を鬼にして、もういっそ「お気に入り」とか「ときめく」とか関係なく処分するです。

突然ですが、私は料理が苦手です。
そこでまず始めに生活が変わるにあたって、主人と家族会議を開くことにしました。会議内容は5つ、いずれも私の悩みを伝えるものです。

  1. 家ではない上に、使い慣れないIHクッキングヒーターでキャンピングカーの中で毎日料理することになる
    (→それまで在職中は1日3食調理することはほぼありませんでした)
  2. 慣れない狭い空間で料理をすることになる
    (→家と異なり台所も更に狭く、お皿を置けないキッチンです。家にいた頃は、置ける所なら炊飯器の上でも置いて、場所を確保していました)
  3. 旅の資金の節約のために毎食料理をする
    (→やはり外食よりも完全自炊で安く抑えるのが必須です)
  4. 洗い物は少なく
    (→水は有限なので、洗い物は少なくしたいところです)
  5. 納スペース確保が重要
    (→家の収納スペースの1/20しかないと予想しました)

会議の結果、調理器具はフライパン1個、食器は基本の“キ”のみにして、色んな物を多く保有しないで準備を進めることになりました。
そして自分の料理の腕をどう加味しても、一汁三菜なんて、動かない家にいる今でさえとても出来ないのだから、食器を極限まで減らすことを目標としました。

実際に断捨離した食器

頂き物や素敵な食器は多忙な時間の食事を彩ってくれるスパイスになると思い、全てお気に入りで揃えていました。
その種類はゆうに15種類、36皿。
2人暮らしには多い食器でした。

そして実際に泣く泣く手放した食器です。
ただ処分するだけでなく、こうして残すことで思い出と感謝の気持ちを残します。

  1. 大皿(直径30cm)×2
    →某ファミレスの景品で、柄も手に馴染む感じも使い勝手も最高で、お気に入りでした。よく友人が遊びに来る時には、これに料理を盛り付けていました。
  2. ガラスボウル×1
    →本業のボウル以外にも、サラダ皿として大活躍してくれていました。お気に入りはワサビ菜とツナのサラダ。
  3. 木皿プレートタイプ×2
    →一皿が3部屋に分かれている、お米もおかずも一皿によそれるタイプのオシャレなお皿です。休日や特別な日には、このプレートに料理を盛り付けてオシャレに見える様にしていました。
  4. 木皿カレー皿タイプ×2
    →カレー皿ですが、大皿料理程ではない時にも大活躍してくれていました。完全普段使いで、かなり酷使していました。
  5. ケーキ皿とフォークセット×4
    →サラリーマン時代、たまにのご褒美がコー●ーコーナーのケーキでした。社内試験に合格した時、国家資格に合格した時、繁忙期が落ち着いた時、そしてお互いの誕生日…。特別な日には、このお皿が大活躍してくれていました。
  6. 手焼き深皿×2
    →煮物や小鉢入れとして
  7. マグカップ×5
    →友人が来た時と、自分の気分を変えたい時に
  8. ワイングラス×2
    →一時白ワインに猛烈にハマっており…
  9. ビールグラス×2
    →主人はもっぱらビール党
  10. 味噌汁椀×2
    →100均の手に馴染まなかった物
  11. お箸と箸ケース×2
    →会社員時代は極力お弁当だったので
  12. ティースプーン×3
    →気分を上げるために
  13. 小皿×3
    →木製の物はおつまみ入れにも
  14. ラーメンどんぶり×2
    →主人がラーメン大好きなので
  15. グラタン皿×2
    →グラタンに限らず焼きカレー、パウンドケーキの型としても愛用

断捨離後に残った少数精鋭の食器たち

最終的に残した精鋭食器は全部で8種類、12個です。

  1. ご飯茶碗×2
  2. 汁物椀×2
  3. コレール平皿×1
  4. コレールボウル中×1
  5. コレール深皿×1
  6. お箸×2
  7. スプーン×2
  8. 割れないマグカップ×1

現在500日以上これで生活する中で、食器が足りないと思うことも、実際に足りなくて困ることもありません。会社員時代に既にこれだけスッキリ手放せていたら、料理ももっと楽だったかもしれません…。

ちなみにコレールは割れにくいと謳われる食器です。
割れない食器はプラスティック製の物やアウトドア用品など色々ありますが、使い勝手で見た時にこれにしました。

▶とりあえずこれだけ揃っていれば、他の食器は要らないと要っても過言ではないくらい…。

▶コップも勿論割れないものが良いですよね。我が家では移動中の運転席でも使えるように、もっぱら水筒です。
オススメは蓋を完全に外すタイプではなく、蓋がついているタイプです。
なぜならそのデザインの物は飲み口がおちょぼ口みたいになっていて、出て来る内容物が制限されるからです。
運転中に片手で飲みやすい物は重宝します。

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断捨離=スッキリ出来た

食器コーナーの断捨離の模様はこんな感じです。
「もう断捨離しすぎて、思い出せないくらい」…と、言うことは、それだけ食器が溢れていて管理・把握が出来ていなかったという事でしょう。

正直、前回の引っ越しの時に使わない物も持って来ている食器もあったので、今回家を断捨離するにあたり、心置きなくサヨナラ&アリガトウしてから処分が出来ました。
きっと今回のキッカケがなかったら、永遠に使わないまま持ち保有していたと思います。

お気に入りとも、さようなら

お気に入りの木製皿は軽くて割れにくいし手馴染みが良くて本当に本当に好きでした。
プレートタイプとカレー皿のような微妙な形の2つを持っていました。が、さようなら…。
プレートタイプは3部屋に分かれていて、メインディッシュ、副菜、デザートをワンプレートに盛り付ければ、それだけでテンションが上がったものです。お子様ランチの様な雰囲気を醸し出してくれるワンプレート木皿。今までありがとう。

そしてカレー皿タイプの木皿。こちらは本当にカレーを入れていました。生姜焼きをもりもりキャベツの上に豪華にのせたりもしたなぁ。オムライスやパスタも、木皿で美味しく沢山頂きました。

しかし、よくよく見て見ると(お気に入りだからこそ、断捨離しようか何度も迷って手にした食器と相談していました)、木製のお皿はもっと早く断捨離していた方が良かったかもしれません。
何かと言うと、酷使しすぎていて、コーティングが剥がれている箇所も多数あり…。身体への影響を考えると、手放し時だったと納得出来ました。

今後の食器事情

今後食器が増えることはないでしょう。
なぜなら、キャンピングカーの中の収納は、食器棚の様にはいきませんから。

現状維持で大切に付き合っていきたいです。
万が一割ってしまった際に買い足す程度の予定です。その際には、割れてしまった物とさようならして、新しい物をお迎えします。

30代OL初めて家を断捨離する 現在、家を断捨離して約550日、キャンピングカーで日本一周をしています。(2020.5.18現在)そんな私が家を断捨離するまでの実際の...
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中古キャンピングカーを生活の拠点に旅をしている夫婦です。 リモートワークでフリーランスのライター&映像クリエイターをしながら旅する暮らしをしています。ブロガー兼YouTuber【実績;くるま旅クラブ/マガジン大地/DRIMO/カーネル(sotobira)/Carstay】
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