この記事では、
・車中泊スポットの探し方
・道の駅以外の車中泊スポットの探し方
をご紹介しています。
目次
600日毎日キャンピングカーで寝泊まり、どこでしてるの?
家を断捨離してキャンピングカーで日本一周している、ガタガタGOGOむっちゃんです。
突然ですが、車旅されている方、どこで車中泊していますか!?
私達は中古キャンピングカーに連続600日住んでいるのですが、基本毎日違う土地で朝を迎えます
そこでよく聞かれるのが「寝る場所どうしているの?」です。
よく「やっぱり道の駅?」「車中泊問題とかあって大変でしょ?」という声を頂きますが、今のところ大変な思いをしたことはありません。
そのくらいよく頂く質問の1つです。
ということで、キャンピングカーオーナーさんだけでなく、車旅をされる方の参考になればと思います!
道の駅で車中泊した日数
よく聞かれる宿泊先・道の駅です。
確かに道の駅も勿論お世話にはなりますが、道の駅は数が限られます。
残念ながら?幸いにも?泊まりたい所に丁度良く道の駅がある訳でもありません。
ということで、皆さん気になるであろう、道の駅の使用頻度から公開しちゃいます。
確認したところ、旅を始めてから道の駅にお世話になったのは115箇所でした。
つまり600日中、115日道の駅にお世話になったことになります。
私達が旅を始めた当初、道の駅は何かとグレーゾーンな所もあり、なかなか堂々と寝泊まりする勇気はありませんでした。
なので道の駅にお世話になる時は日付が変わってから入り、早朝には施設を後にし、正直ゆっくりグッスリ眠れることはありませんでした。
だからゆっくりグッスリ休みたい時は、有料の施設を使用するようにしていましたし、それは今でも変わりません。
ただ、場所によっては有料施設がない所もあります。
そんな時はやっぱり道の駅は頼りになる休憩スポットです。
旅を始めてしばらく経った頃にYouTuberのにんにんさんが国土交通省へ確認や、車中泊禁止の看板を掲げている道の駅に問い合わせをして下さり、現在は「人によって仮眠のレベル(必要時間)は異なる」と明確になっているので、道の駅での休憩もしやすくなっています。(ザックリまとめました)
夜間道の駅を利用するにあたり、車旅をする友人とこんな会議をしたことがあります。
①道の駅の店舗営業時間終了後の夜間に入って、営業開始前に施設を後にする。
②道の駅の店舗営業時間内に入って道の駅で買い物をして、そのまま車中泊。もしくは、車中泊後に買い物をしてから出発する。
どちらが正しいのだろう…という内容です。
しかし所詮私達が友人同士で会議をしたところで、答えなど見つからないのです。
なのでにんにんさんの一件は、名前も知らない車中泊をしているどこかの誰かの為に、ご自分の時間を使って電話代をかけて、よく細かく調査されてくれた、という感謝の念しかありません。
有料の車中泊スポット
道の駅の夜間利用は600日中115日な私達ですが、ではあとの480~490日はどこで寝泊まりしていたか、気になるのではないでしょうか…
ということで有料車中泊スポットのご紹介です。
コインパーキング
使用頻度;★★★☆☆(それなりに使う)
有料で車中泊するのに一番利用頻度が高いのが、コインパーキングです。
翌日の観光の前乗り・準備・夜の撮影→翌日中の撮影など、多目的に使わせて貰っています。
12時間、24時間で最大料金がある所を好みます(笑)
しかしキャンピングカーが入れるコインパーキングは限られるので、下準備を要します。
湯YOUパーク
使用頻度;★★☆☆☆(低い)
湯YOUパークの利用頻度はコインパーキングに次いで高いです。
基本はキャンピングカー内のシャワーですが、特に冬季に寒くて筋肉がこわばってしまっている時などは温泉に入りたい夫・がっちゃん。
私は蒸気で期外収縮が起こりやすくなるので滅多に1人で温泉に入ることはありませんが、家族風呂がある所では2人で家族風呂を楽しみます。
そしてそのまま駐車場にお世話になります。
キャンプ場
使用頻度;★★☆☆☆(低い)
キャンプ場にお世話になったのは、正直無料の所ばかりですが、まれに有料の所もあります。
地域によって差が結構ありますが、1/5くらいの割合で有料のキャンプ場に泊まる日もあります。
Carstayステーション
使用頻度;★☆☆☆☆(かなり低い)
カーステイステーションはまだ使用頻度は低いですが、外部コンセントや補水をさせて貰える施設も多数あるのと、滞在可能時間が24時間と長いので、リモートワークをしたい時などはお世話になります。
やはり外コンの存在は大きいです!
RVパーク
使用頻度;★☆☆☆☆(かなり低い)
RVパークは全国にありますが、これまた施設によってサービス内容に差がありまして…。
外コンだけでなく、カーステイステーション同様補水サービスくらいあると正直嬉しいですっ!
無料の車中泊スポット、ありがとう!!
私達の車中泊場所で一番多いのは、無料駐車場での車中泊です。
「え、何ソレ、めっちゃ良いじゃん」ですよね?
じゃあ気になる、私達の無料駐車場の探し方はと言うと…
その前に、実は最も重要なことがあります。
それは寝泊まりする車中泊場所を確保する前に、翌日どう行動するかです。
これが本当にとても重要になってきます!
車中泊した翌日に、どこを観光するか?何をするか?ですが、
私達の生活スタイルで言うならば、翌日観光するのか?それとも停泊してリモートワークをするのか?はたまた休息日でコインランドリーとか家のことをやるのか?
そういうことです。
翌日観光するには、車中泊場所からその観光地までの移動時間が重要になります
リモートワークするなら、長時間停泊出来る場所が必要です
休息日でコインランドリーを朝イチで回して買い出しをしたいなら、お店がある街の近くが良いです
観光するなら朝一に行って人が少なく空いている時間に素敵な景色や体験を極力独り占めしたいし、リモートワークするなら引きこもって集中して仕事をしたいし、コインランドリーとか買い物するのは、持っている服の数や、食料の在庫が関係してきます。
なので、車中泊する前に、翌日どこで何をしたいかがとても重要になってきます。
キャンピングカーゆえのメリット?
(これは見た目が普通車に見える 車中泊仕様車の方は不利かもしれないのであまり参考にならないかもしれませんが…)
キャンピングカーが物珍しい?のか、よく地元の方に声を掛けて頂きます。
まずナンバーを見て「よく来たね」と言われますが、1日に2箇所3箇所の観光をして、夕方に近い時間に降り立った先では
「今日はまだ進むの?どこに泊まるの?そこに泊まったら?タダで泊まれるよ。」と、地元の方が情報を下さいます…(笑)
これも比較的多いパターンです。
まれに、出会って5分の方に「うちの駐車場来る?」というパターンも頂きますが、流石にそこまで厚かましいことは…
本当に困ったらお願いする日が来るかもしれないけれど、今のところありません
しかし、これはマレなことかもしれません。
そこで、ハッキリ明確に言える「無料で泊まらせて貰える(可能性がある)車中泊スポット」の紹介です。
私達はメジャー所よりもマイナーな観光スポットを好むからかもしれませんが、
観光先の施設に「明日観光させて頂きたいのですが、駐車場に前乗りさせて頂くことは可能でしょうか?」と問い合わせちゃいます!
そうすると、だいたい1/2くらいの確立で許可を頂けます。
たいてい許可を頂ける施設でも夜間はトイレとか貸し出せないけど、大丈夫か聞かれます。
むしろ、そんな所まで気にして頂きありがとうございますという話です。
そして「キャンピングカーで伺うので、車外でご迷惑お掛けすることはありません。明日のオープンと共に行かせて頂きます」と伝えます。
そして翌朝、施設がオープンして10~15分くらいしたら入らせてもらうことが多いのですが、私達が一番乗りの客だと「あ、キャンピングカーの人?」と聞かれます(笑)
そしてその後にたいてい「よくこんな所知ってるね。どうやって知ったの?どこから来たの?どうやって回ってきたの?」と、興味津々に聞かれます(笑)
これが比較的多いパターンです。
勿論「そんなこと無理!」と言われることもありますが、その時は諦めます(笑)
まぁ、これはアレです。
むっちゃんみたいに田舎出身で、聞くのが恥ずかしくないタイプか、
がっちゃんみたいに営業経験があって、振られてもショック受けないハートの持ち主じゃないと辛いかもしれません。
でもダメ元で聞いてみるのはありだと思います!
こんな感じで、幸い日本の旅で、日本語が通じるので、今のところ意思疎通が出来なくて困ったことはありませんね…
これが海外とかだとまだ大変だと思います!
車中泊に困ったエリア
600日日本のどこかで夜明けを迎えてきた私達ですが…
ぶっちゃけ「車中泊しにくい、車中泊スポット少ないわ」と感じたエリアのご紹介です。(今日現在、北海道、沖縄、奈良はまだ旅していなので、それ以外の都道府県です)
それがズバリ、大阪です。
大阪は有料駐車場探しも苦労し、奈良まで移動した日もありました……
車中泊しやすいエリア
推定、土地に余裕がある地域全般が車中泊しやすいエリアだと思います。
とても漠然としてると思われるかもしれませんが。
面白いと思ったのは、同じ観光スポットでも観光スポットを中心に考えた時に東側のエリアは車中泊スポットが多いのに、西側のエリアは車中泊スポットが全くなかったりする場所もあったことです。
何なんだ、この差は…と、思わず笑ってしまうくらいの差でした(笑)
気になっている車中泊スポット【タイムズ24B】
個人的にとても興味がある車中泊スポットがあります。
それが「タイムズ24」というコインパーキングで、旅の最中にもよくお世話になっていた駐車場です。
2020年1月末にニュースになってずっと気になっているのですが、内容は「日本RV協会とタイムズ24が業務提携、キャンピングカー対応の予約専用駐車場拡大へ」という売り文句の元、集客されている訳です。
まとめ
無料で泊まれるのは確かに嬉しいです。
でも安心して堂々と休めるにこしたことはありません。
特に長期車旅や慣れない車旅の方、まだ車旅に慣れていない方、周りの目が気になる方…様々な条件の下、こういうところで泊まれるんだ、ということをお伝え出来れば幸いです。