キャンピングカー購入心得

レンタルキャンピングカーでも安心の、運転のコツ4選

むっちゃん
むっちゃん

この記事は、

  • レンタルキャンピングカーで出掛けよう
  • キャンピングカーが欲しいけど、運転が不安

という方に、無事故無違反で660日毎日キャンピングカーで移動生活(=旅人生活)をしている目線で、安全運転のコツやポイントをご紹介させて頂きます!

キャブコンの運転は難しい?

今回はキャンピングカーの中でも、トラックベースのキャブコンの運転に絞ってご紹介します。

キャブコンとは

キャブコンとはトラックの運転席の後ろに住居空間を乗せたキャンピングカーを指します。
その特徴は

  1. トラックは普通車よりもサイズが大きく
  2. キャンピングカーの荷室(シェル)は運転席よりも出っ張っていて
  3. 普通車と比べて車両の両側・後ろ側が見えにくい

です。

そんなトラックの運転は難しそうに見えますが、コツさえ掴んでしまえば普通車と同じように運転出来ます。
特に今回は車体の大きいトラックベースのキャンピングカーに注目して、運転時の注意点やポイントをご紹介していきます。

後悔しないように、キャブコンを徹底的に知る! キャブコンを知る トラックだけがキャブコンじゃない “キャブコン”と聞くとトラックをイメージされる方が多いのではないでしょう...

1つめのポイント;サイズでキャンピングカーの特徴を知ろう

まず最初に認識しておかなければならないのが、キャンピングカーのサイズです。
モデルを我が家のキャンピングカー【カムロード】をベースにして比較してみましょう。

我が家のキャブコンは運転席から荷室まで全長4990mm、全幅1990mmあります。

車種名 全長(mm) 全幅(mm)
カムロード 4,990 1,990
プリウス 4,540 1,760
N-BOX 3,395 1,475

このサイズ感で気を付けたいことが2つあります。

1つ目に気を付けたいこと;車長

駐車場に駐車する時にポイントとなるのが、ズバリ、リアの長さです。
キャブコンは後輪から荷室の最後尾までが長いので、普通車と同じ感覚でバック駐車をすると車止めから飛び出してしまいます。
もし後ろに駐車している車がいたら衝突する可能性大です。

更に幅は荷室の分もあり、駐車場に停めると白線の上に荷室の幅が来ることもしばしば。
隣の車に“ドアパンチ”しないように荷室からの乗り降りは細心の注意が必要ですし、もしも隣に駐車している車がいる場合は荷室からの乗り降りは控えた方が無難です。

幸いな事に運転席は普通自動車と同様に乗り降りが出来ます。
駐車時のラインと荷室幅の間隔。
そしてキャブコンは前輪より後輪が飛び出している(ワイドトレッド)ので、左右の状態を気に掛けます。

2つ目に気を付けたいこと;車高

走行中も何をするにも、高さの認識が重要になります。
我が家のキャブコンは車高が3.1mあるので、運転席のパネルには「3.1m」とテプラを貼って意識付けています。

そんな我が家でいつも気を付けている「高さへの意識」する方法を3つご紹介します。
この3つを制覇すれば、高さへの問題はノープロブレムです。

トンネルでは指さし呼称をする

トンネル入り口等に高さ表記がある場合、声に出しながら「4.2m!」と指さし呼称するだけで高さへの意識が変わります。
これは毎回やる事で意識付けが出来るので、気まぐれでやったりやらなかったりはダメですよ。

駐車場の料金所の屋根の高さを確認

料金所のチケットを取ったり料金を支払う機械の上にある屋根、あの屋根の高さには要注意です。
普通車では気付かない高さですがキャブコンでは高さが致命的になり、特に運転席上のバンクベッド部分をガリガリっと削ってしまう可能性も…。

運転席からよく見えず心配な時は我が家は降りて目視で確認しています。
もし同乗者がいるなら、同情者が車外で目視してサポート出来れば尚の事良いですよね。そしてこれが一番確実で間違いないです。

自慢じゃありませんが、我が家では納車後運転に慣れた頃に既にやらかしています…。
初心者が通る道をまんまと通っています。

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目線の場所

走行中はセンターラインがある場合はセンターラインをサイドラインがある場合はサイドラインを目印に走ります。
運転時は「キープレフト」が基本ですが、キャブコンは車線の真ん中を走行するのが一番安全です。
サイドミラーで走行中に確認するポイントは荷室がラインからはみ出していないか、これにつきます。
荷室はサイドミラーよりも内側にあるので、サイドミラーの幅で問題なく通り抜けられれば、安全に走行出来ます。

そしてこれは、バンクベッドから荷室部分にかけての高さへの意識と=です。
中には軒や店舗看板、民家の屋根、道路標識が一部出っ張っている危険個所も存在するので、心配な時はサイドミラーを確認しながら減速するのが安心です。

ちなみに荷室が飛び出している分、サイドミラーでは後続車の動向が見えません。
バックモニターを常時つけていれば見られますが、運転に慣れない内は視覚情報が多すぎるのでバック時のみ確認するのがオススメです。


2つめのポイント;運転席で座る姿勢とハンドルを確認

さて、普通車とトラックの大きな違いは運転席です。
最近の普通車の運転席は助手席にスムーズに移動出来るくらい、足元に障害物がありません。
しかしトラックはハンドルの軸が足元からそのまま伸びています。その為、運転席の中央に座り両足を左右に広げて乗ります。

ハンドルの角度も普通車とは大きく異なります。
普通車のハンドルは斜めになっていますが、トラックのハンドルは横たわる角度になっています。

3つめのポイント:道によって速度を変えて、速度に注意

上り坂

上り坂では登坂車線があれば登坂車線を走行しましょう。
急な上り坂の場合走行速度は20km/hまで落ちることもしばしばあります。

後続車の迷惑だけでなく、譲れる道では譲って心に余裕をもって安全に運転しましょう。

下り坂

下り坂は上り坂とは一変し車体の重さでどんどん加速していきます。
そうです、キャンピングカーは車重だけでなく荷物もフル積載のため常に重いので、いつの間にかグングンと速度が上がってしまいます。
普通乗用車以上に、こまめに早めにエンジンブレーキや排気ブレーキを多用しましょう。

悪路

ガタガタしている道や砂利道、踏切りや段差を走行する際にも注意ポイントがあります。
それはキャンピングカーの醍醐味でもある“荷室”を守るという点です。
住居部分には家電類や荷物などを載せており、動かない家と違い振動をもろに受ける事になります。
なのでキャンピングカーの基本運転の中には「荷室を守る」という絶対的必須項目があるのです。

それでは悪路での運転のポイントはと言うと、減速した上でこまめに小さなブレーキを踏むことです。
そうする事で荷室の揺れが最小限に抑えられます。荷室の揺れを抑える為のクッションをブレーキで補うイメージです。

振動は家財にダメージを与えますが、万が一エアコンが故障してしまった場合はエアコンの購入費だけでなく、内装を一度外してからエアコンの出し入れ等の作業が必要で、100万円以上のコストが掛かると言われています。

4つめのポイント:小回りが利くのが、トラックの利点

ここまでお読みいただいて、やはりトラックの運転は難しいのではないかと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でもポイントとコツさえ抑えてしまえば、意外と簡単に運転出来ます。

なぜなら、実は大人気のハイエースと比較しても格段にトラックの方が運転しやすいのです。
特にハイエースのスーパーロングと比較するとカムロードの方が全長は短い上に、前輪タイヤと後輪タイヤとの距離が短いカムロードの方が旋回能力では上回ります。
さて、前輪と後輪の距離の事を「ホイールベース」といいます。

車種 ホイールベース(mm) 全長(mm) 最小回転半径(mm)
カムロード 2,545 4,990 4,900
ハイエーススーパーロング 3,110 5,380 6,100
プリウス 2,700 4,540 5,100
N-BOX 2,520 3,395 4,500

このホイールベースが短ければ短いほど、最小回転半径が小さくなり、つまり旋回能力が高くなります。
これがキャブコンの方が運転しやすいという大きな利点です。

ちなみに旋回能力は①全長②ハンドルきれ角度③トレッド幅(タイヤの左右の幅)④ホイールベースの長さ、この4要素から導かれると言われています。
が、これはまた別の機会に。

まとめキャブコンのすすめと、安全運転

以上、初心者でも安全にキャブコンを運転出来るようになる大きなポイントを4つご紹介しました。
トラックの運転席は普通車よりも高いため交通状況が見易くなりスムーズな走行も出来ますし、また展望感も良く気持ち良く運転出来るものです。

昨今レンタルキャンピングカー、バンライフ、キャンピングカーライフ等が注目されて、キャンピングカー需要が増えています。
そして大人気のキャンピングカーはレンタカーでも楽しめるようになりましたし、中でも車内空間の広いキャブコンは幅広く人気があります。

手軽に乗ることが出来るからこそ“いつもの運転”ではなく、より一層注意を払って安全運転で車旅をしましょう。
楽しいキャンピングカーの旅で事故・違反等嫌な思い出にならないように、しっかりポイントを掴んで、楽しんでください!

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約600日連続でキャンピングカーを拠点に活動している、 キャンライフ夫婦の、がっちゃん&むっちゃんです。 リモートワークをしながらYouTubeで旅先の様子を発信し、キャンピングカーの楽しさを広めたい思いを胸に、 “キャンピングカー×生活×夫婦=キャンライフ夫婦”の様子をお届します。 【実績:DRIMO、VANLIFE JAPAN、tavi-que】